秋から冬にかけては、食品・化粧品・ギフト・通販など、さまざまな業界で商品需要が高まる「商戦期」です。特にハロウィンやクリスマス、年末年始に向けた商品は、売場でもネットでも競争が激化します。そこで鍵を握るのがパッケージ。
「見た瞬間に手に取りたくなる」「贈り物に選びたくなる」「届いたときに喜ばれる」。こうした感情を引き出すパッケージは、商品の価値を何倍にも引き上げます。
とはいえ、デザインを考えるだけでなく、製造の段取り・納期・品質・コストのバランスまで考えると、現実はそう甘くありません。そこで、秋冬商戦に向けた成功の第一歩は「委託先(印刷・製造会社)の見直し」にあります。
「納期に間に合わなかった」「印刷の色がイメージと違った」「紙の質感が変わった」「問い合わせにすぐ対応してくれない」──秋冬の繁忙期には、こうしたトラブルが起きがちです。
原因はさまざまですが、よくあるのが以下の3つ。
・提案力不足:季節や商品の特性に応じた構造・素材・印刷仕様の提案が乏しい
・柔軟性の欠如:小ロットや急な仕様変更などに対応できない
・コミュニケーション不全:確認・相談のレスポンスが遅く、タイミングを逃す
特に、季節商品やキャンペーン商品のパッケージはスピードと柔軟性が求められるため、「今のままで本当に大丈夫か?」と不安を感じたら、委託先の見直しは必須です。
パッケージを見た目のデザインだけで選ぶと、いざ製造段階に入った際に「構造的に不安定」「印刷に適さない」「コストが跳ね上がる」といった問題が発生することがあります。だからこそ重要なのは、「デザインはこう作れるのか」「現場で量産可能か」を同時に考えられる視点です。
博進社は、印刷や紙素材の知見はもちろん、構造設計から加工適性まで踏まえた現場起点の提案を得意としています。製造部門と営業・デザイナーが連携し、実際の印刷・打ち抜き・貼り加工までを見越したうえで、お客様の理想を無理なく形にしていきます。
「こういう箱、作れますか?」という相談に対しても、まず「できない」とは言わず、社内で検討・試作を重ねて可能性を探る姿勢が、長く信頼される理由です。
▲博進社は、デザイン・企画から納品までの一貫生産体制
パッケージ製造では、一つのミスが大量廃棄や納期遅延など大きな損害につながります。とくに、化粧品や食品、ギフト用といった見た目が命の商品では、ほんのわずかな色ブレや汚れでも許されません。
博進社は業界でも珍しく、社内に「検査部」という品質管理専任の部署を設けています。出荷前には人の目と機械を併用した全数検査体制を敷いており、過去のトラブル事例や顧客の仕様変更も履歴として蓄積。万一不具合が起こった場合でも、原因究明と再発防止のスピード対応ができる仕組みがあります。
また、納品後1年以上経ってから発覚した色の変色トラブルにも誠実に対応した経験があります。通常のインキから対光性の高い高グレードインキへの切り替えを提案するなど、品質に対して決して妥協しない姿勢を貫いています。
スケジュールが詰まる秋冬商戦では、ちょっとした確認の遅れや仕様のズレが、大きな問題につながることもあります。だからこそ、委託先とのスムーズな意思疎通と、先回りした提案力が欠かせません。
博進社は、「お客さんに喜んでもらえる素敵なパッケージを届けたい」という理念のもと、お客様と並走する姿勢を何より大切にしています。たとえば、事前の打ち合わせでは、営業だけでなく製造担当者も同席し、工程や仕様の難しさをその場で調整。要望をただ受け入れるのではなく、「この仕様ならこうした方が安心です」「この加工は費用対効果を見て再提案させてください」といった現実的かつ前向きな提案を行っています。
こうしたスタンスが、お客様との信頼関係を築き、一過性ではなく継続的な取引につながっているのです。
株式会社博進社は、創業から60年近くにわたりパッケージ製造を専門に行ってきた印刷会社です。化粧品パッケージを中心に、高級雑貨や食品などのパッケージを多数手がけております。
お客様の想いをパッケージに。
商品の保護だけではなく、お客様の想いを伝える大切な「商品の顔」。私たちは、お客様の想いを「かたち」にすることが使命であると「素敵な“ 箱”作り」に臨んでいます。
▷ 品質管理のプロ「検査部」を自社に設置
他社では見られない検査専門部署を社内に持ち、出荷前の全数チェック、過去トラブルの分析、色ブレや加工ミスの防止体制を整えています。
▷ 紙から提案できる技術力
グラビア印刷技術を活かした独自の紙素材開発にも取り組み、廃盤紙の代替やエンボス・ホイル加工など、細部までこだわるお客様にも応えられる体制です。
▷ 難題にも「できない」と言わない姿勢
例えば「ホイル紙にブリスター圧着する」といった難易度の高い仕様も、社内で試作・検証を繰り返し、他社が断った案件でも実現させてきました。
▷ 顧客と密なコミュニケーション
打ち合わせの段階から製造部門が関与し、「その仕様、本当に現場で作れるのか」という視点をもって、スムーズな進行と高品質を両立します。
秋冬の商品開発は、時期的にも納期がシビアで、ギフトや通販、化粧品など見た目の勝負が重要になる季節です。
こうした季節商戦にこそ、一時しのぎではなく、長く伴走できる印刷会社との関係構築が求められます。博進社は、初回の依頼から「その後の商品展開」や「ブランド全体の見直し」まで視野に入れた提案を行い、企業にとって頼れる外部パートナーとなることを目指しています。売れるパッケージは、単なる見た目だけではなく、お客様の想い・タイミング・手触り・強度・環境配慮までをトータルで支えることから生まれます。
もし今、少しでも「今の委託先で大丈夫だろうか」と感じているなら、それは見直しのタイミングかもしれません。売れるパッケージは、想いを汲み取り、それを形にできるチームと組むことでしか実現しません。この秋冬を見据えて、博進社と一緒に「パッケージの価値」を見直してみませんか?
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